2013年6月4日火曜日

汚屋敷に並ぶ雑誌「美しい部屋」


「美しい部屋」という雑誌をご存知でしょうか?

今も発行されているのかは知りませんが、綺麗なお家やお部屋が掲載されている雑誌です。

私の母の愛読書で、創刊号から購入してました。

私も大好きで読んではこう思ったものです

「なんでコレ読んでんのに、うちの家は汚いんやろう?」

本の中は夢の世界。
きらびやかな猫足の家具、薔薇のファブリック。
カントリー調にまとめられ、ギンガムチェックのカフェカーテンがかけられ、ジンジャー人形が飾られた棚。
和の風情を存分に味わえる茶室があるお家。
様々なお家やお部屋があります、どのお宅も綺麗。

ほぅ〜、とため息ついて視線を上げ、目に飛び込んでくるのは
箪笥の前にたたんでない洗濯物の山、重なるように新聞と広告の束。
ちゃぶ台の上の洗っていない食器、こぼれた醤油の輪染み、食べかけで開封したままの塩昆布のパック。

あまりの違いに別のため息がもれます。
友達の家に遊びに行っても同様。
床の上に物が置かれてなくて、テーブルの上には必要な物しかない事すら憧れの対象でした。

新しい雑誌が定期的に来るのに、いっこうに綺麗になるそぶりもない汚屋敷。

与えられた自室は4畳足らず、四面あるはずの壁、有効利用できるのは一面のみ(一面はカーテン。部屋というより廊下の途中のくぼみだったので、仕切る為にカーテン。一面は腰高窓、一面は両親と祖父母の洋服箪笥)
片付けようにも収納もなく、今のように物を減らす知恵もなく、減らそうとすると家族の反対にあいました。

いつか一人暮らししたら、自分好みのインテリアにするんや。

結婚して今やっと、少しずつですが描いていた家に近づきつつあります。
「美しい部屋」は買っていませんが、他のブロガーさんのご家庭や片付け方を参考に進んでいると思います。

皆様ありがとうございます。


2 件のコメント:

  1. かぴばらさん、こんにちは!

    「美しい部屋」知っていますよ~!にけたろうもインテリア本大好きです。

    実は私も汚実家出身でございます。私の野望はいつか実家の汚部屋を片付けることです。いつになるかわかりませんが…

    その前に自分のテリトリーを整えて素敵空間にしたいです!
    自分の好きなようにできるってシアワセな事だと実感します。

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  2. にけたろう様
    こんばんは、コメントありがとうございます。
    やっぱり有名ですか「美しい部屋」、インテリア本の先駆け的な本のように思うんですよね。
    しかも汚実家出身とは、奇遇ですね。
    断捨離にハマる方、ときめき片付けにハマる方、汚家出身の人が多いのかなぁ?
    私の野望もにけたろうさんと同じく、実家改造でした。
    過去形ですけどね、試してみて何度も頓挫した上にちょっと問題がおきまして。
    問題については、また明日の記事にさせていただきます。
    好きにできるって本当にシアワセですよね。
    アレもできる、コレも変えられるって考えるだけでワクワクします←考えるだけじゃなくて、やれよってツッコミはスルーします。

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